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ジョン・カーペンターの 要塞警察のdeborahharryのレビュー・感想・評価

4.8
note- director,screenplay
いかん「真夜中の処刑ゲーム」同様おもしろすぎて見入ってしまった。

ジョン・カーペンター監督20代のデビュー作。
ほぼ1シチュエーション。

真夜中の~同様、キャラ設定がしっかりしているため、突出した演技力やアクション技術なしでもいける。

とはいえ、皆さん演技派。
戦う主力4名、各キャラの役づくりと、大騒ぎせずして緊張感作り出す演技を、上級クラスのコたちのお手本に。

警察署内の照明、これもday for nightだろうか?

脚本は、必然性をもたせ、テーマはひとつ。
対称的な立場のキャラの組み合わせで、もはやドラマ性成立。

セリフが必要最低限で粋。
友情や愛情は、セリフで説明せず、途中まで、あとは状況で見せること。

音楽、ここから見せ場です、というシーンで、同じ曲を繰り返す。
ジョーズも、サスペリアもしかり、
シンプルだが、一番効果的。

たまに、自主制作の人たちの、さらに低低低予算な作品で、これを目指しているようなのを見かけるが、こうはいかない理由がよーくわかった。予算ではない。
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