プリンス

スコーピオンのプリンスのレビュー・感想・評価

スコーピオン(2001年製作の映画)
4.1
車椅子繋がりで、次の映画のレビューをする予定でしたが、急遽予定変更でございます。今回のレビューは訳あって時間が御座いませんので、サッサと済ませます。今日は何の日かご存知でしょうか?
スコーピオンのレビューをするわけであります。
キャスティング→
ケビンコスナー・・・エルヴィス
カートラッセル・・エルヴィス
クリスチャンスレーター・・エルヴィス
デヴィッドアークェット・・エルヴィス
知らん黒人・・・エルヴィス
この五人のエルヴィスが、ギターケースで完全武装。ラスベガスのカジノを襲うとゆう、コレは堪らん設定な訳であります。ニコラスケージ、出たかったろうに!
当時、観た時にはカートラッセル以外のキャスティングに違和感しかなく納得が行かなかったわたくしでありますが、今じゃジジイになってワビサビも心得ております。この安っぽい偽物感、インチキ臭さこそがロックンロールでございます。出来れば、メンバーにゲイリービジーが欲しかった。
エルヴィス・プレスリーを知らない若い人達にも教えてあげましょう。ソフトバンクだかiPhoneのCMも、あれ全部エルヴィスですからね。人種、年齢、学歴不問。モミアゲとジャンプスーツにそこそこの毛量(ヅラ可)があれば採用です。この間口の広さこそ、キングたる所以なんです。
若手3人のエルヴィスには経験不足、貫禄不足とゆう事で物語の都合上、早々に退場して頂きまして、ケビンコスナーvsカートラッセルの仲間割れ&色恋沙汰とゆうそこそこにどうでもいい話が展開されて参ります。あまりわたくし、ケビンコスナーがあまり得意ではありませんでしたが、ここでは演技力も迫力も一枚上手。どうにもならない悪党っぷりに、そこそこ痺れた訳で御座います。
そりゃ、一昔前の映画でありますから、色々と今観りゃ古い所も多々ございます。オープニングも酷くダサい。しかし、そんな細かい事より、もっと細かい所。
ハミルトンのベンチュラに、TCBのネックレス!時々、痒い所に手が届く訳であります。
更にジョン・カーペンター好きなわたくしは、エンドロールの似てるようで似てない例のカートラッセルにグッと来た訳で御座います。そして今日、1月8日はロックンロールが生まれた日。
happy birthday Elvis!
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