このレビューはネタバレを含みます
先ずは久しぶりに映画らしい映画を観たなと。
派手な映画ではないけど、セットや小物に至るまで注意が払われていたなぁ。
時代設定をしっかりと再現してる様に感じたけど堅苦しい空気は無く日常の生活を肩の力を抜いてゆっくり見れた。
煌びやかな大人の世界に憧れる気持ちは誰にでもあるだろうし、その中に自分が踏み入った時に我を見失い、痛い思いをしたり人を傷付けてしまう様な事をしてしまった覚えがある人も多いはず。
そんな憧れや後悔を経験しながら歩んでゆく姿を、真っ直ぐに柔らかく演じていたキャリー マリガンの演技はすごく自然で魅力的だった。
あと、単純にシンプルで良い時代だったんだなと思ったり。
個人的には物語に出てくるイケてない男の子達の未来に幸多からんことを(笑)。と同時に、人生そんなに甘くないぞ、とも思ったり(笑)。
何でもない週末の昼下がりに映画館に観に行きたい作品ですね。