婆アが抱えている猫の耳がピクッピクッと動いているディテールの拘りが良い。しかもそれがちゃんと予感として機能しているのだから感心する。
屠畜場での何度も見たような殺人に、舌に釘を打ち付ける執拗さも嬉し…
過去の幻影が主人公を脅かす、過去の悲劇が掘り返される、過去の秘密が解き明かされる、過去が…過去が…の積み重ね、いつそれが溢れ出すのか期待しちゃう。
これから何が起こってしまうのか、のワクワク感はもう…
ルチオ・フルチ後期の作品。
まず、オープニングがちゃんとあるところだけは『マンハッタン・ベイビー』よりは映画の体をなしていてまとも。
音楽はファビオ・フリッツィのように個性的ではないけど、一応雰…
90年代に入っても映画を撮っていたのかルチオ・フルチ。役者としてもふらっと映画に現れてなんだか嬉しいが、すでに顔には死相が浮かんでいる。動物が襲ってきての血みどろ、飛び出す眼球、ハミ出す豚の腸、肉を…
>>続きを読むどこがどう「新」デモンズなのかよく分からんけど、どうせ原題が『DEMONIA』だから〜とかそんな適当な理由でこの邦題にしたんだろう。タイトルの時点で既に脱力全開だが、本編はそれを上回る凄まじいダルダ…
>>続きを読む答え
シチリア島へ遺跡調査にやって来た考古学グループ
その中のひとりライザは、過去に修道女たちが十字架で火あぶりにあった場所を見つけ……
冒頭からスゴい
街の人たち
ミステリー
展開はよく分…
シチリア島で遺跡調査に来た考古学グループ。
ライザが地下室を見つけてから悪夢を見るように…。
修道院の幽霊が次々に人々を殺していく。
殺し方がまた意味不明で面白かった。
最後結局どうなっちゃって…
ルチオ・フルチっぽい映画なのかなと思いました。
ストーリーは特に深くなく、印象的に人が死んでいく映像を流す。
割と最後の方まで盛り上がるシーンを見せずに引っ張って行く感じも。
猫が本気出すとめち…