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翼のない天使のsnowのレビュー・感想・評価

翼のない天使(1998年製作の映画)
3.8
いつもそばにいてくれた大好きな祖父が亡くなった。主人公の少年は祖父が天国で無事に過ごせているかを聞くため、神様を探す任務に出る。

シックスセンスの監督作品。

少年が語りながら話は進行していくため、少年目線の学校のこと、家族のこと、親友のことが描かれる。

全体的に穏やかな雰囲気。
友情や祖父の優しさ感じるシーンは少し涙腺に来て、子供らしいシーンには笑ってしまう。

神様を探す過程で少年の内面はいつの間にか変化が起きる。
去年まで魔法の世界だと思っていたおもちゃ屋にいても、今ではおもちゃはただのプラスチックに見えてしまう。
今までいじめてきたいじめっ子に対しても、同情?が芽生えて握手をかわす。

神様を探すのは、周りからは変な目で見られる。
それでも大切な人のために任務を続ける。
その行動を起こす上で、自分の視える世界に変化が起きて、人に対しての感じ方も変わったのかな。
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