ヴレア

翼のない天使のヴレアのレビュー・感想・評価

翼のない天使(1998年製作の映画)
3.8
主人公の少年がカトリック系の学校に入り、授業で洗礼を受けていない者は地獄へ行くという事を言われる。先生に叔母は洗礼を受けていないので地獄へ行くのか?と質問すると、先生の答えも曖昧で歯切れが悪かった為、神様って本当に居るんだろうかと疑問を持ち始める。
本当に少年の純粋な気持ちに正面から向き合った内容で、とにかく少年がこの疑問を追い求めて行く様子を丁寧に描き出している。
少年×姿の見えない者の存在というのは「シックス・センス」に繋がるようなテーマと言えるだろうし、また様々な偶然をサインとして認識する所などはまさに「サイン」だし、しっかりどんでん返し的な物も用意されているのでシャマラン好きには是非見ていただきたい一品だ。
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