かーとこーべん

トゥルー・ヌーンのかーとこーべんのレビュー・感想・評価

トゥルー・ヌーン(2009年製作の映画)
4.0
2022 54本目

タジキスタンについて知りたいと思ったため鑑賞。
ソ連崩壊後、それぞれ共和国が独立国となったことで、唐突に引かれた国境線。
ソ邦時代は連邦内の国境はアメリカの州程度の意味しか持っていなかったが、ソ連崩壊に伴い、今まで自由に行き来していた隣国が一夜にして、異国となり困惑するタジキスタン人。

それと国境付近に埋められた無数の地雷。
ソ連軍が無断で国境を行き来する住民に対して、国境付近に地雷を埋めた。現在も地雷は多数残っているのこと。少しだけどソ連崩壊後の混沌の歴史を学ぶことが出来て良かった。タジキスタン人についても知れた。明るい民族。貧しくても、婚礼は村人みんなで祝う。あと眉毛が長い。悲惨な歴史に目を背けず、向き合って事実を知り、考え、理解を深めたい。もっと歴史を知りたい勉強したい。エンタメ映画以外にもこういうドキュメンタリーや歴史映画なども観ていきたい。