ユーラ

トゥルー・ヌーンのユーラのレビュー・感想・評価

トゥルー・ヌーン(2009年製作の映画)
4.5
タジキスタン映画(笑)と侮るなかれ。
ソビエト連邦という実験的超巨大国家が残した最大の爪痕である「国境線画定」が、現地で普通に暮らしている人にとっていかに不自然なものであったか、タジキスタンでの人々の暮らしを忠実に描くのに成功しつつ、そこで現地の人と暮らすロシア人の苦悩なども描かれていて、映画の構成としてとても作り込まれたものであった。
ラストは衝撃である。
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