牛丼狂

風の中の牝鷄の牛丼狂のレビュー・感想・評価

風の中の牝鷄(1948年製作の映画)
2.5
夫の戦争からの帰還を待ちわびながら生活に困窮しているとき息子が病気になり、お金が必要になり身体を売ってしまう。帰還した夫にすべてを告白してしまう、という小津作品では悲劇テイストの異色作。
普遍的なストーリーであり身につまされる思いを抱きながら見た。
隠しとおすのが利口だがすべてを話し、謝ることしかできない妻も、理屈ではわかっていても怒ってまったり探りを入れてしまう夫も、あーあるあるだよねという感想。
無言の背中で語るシーンが多い。
川べりで若い売春婦とパン?を食べるシーンが美しかった。
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