LEE

女カンフー/魔柳拳のLEEのレビュー・感想・評価

女カンフー/魔柳拳(1978年製作の映画)
3.9
今回僕が見たのはテレビ放送版で、その時のタイトルは酔拳マスター
他に女カンフー魔柳拳、酔鶴拳マスターといった別の邦題があるややこしい作品



まぁ邦題からも分かるかもしれないけど、本作は酔拳の便乗作!
ユエンシャオティエンに乞食の格好をさせて師匠をやらせよう!という79年沢山作られた作品のうちの一つ
本作の面白いところはユエンシャオティエンの息子である袁龍駒が出てたり、韓国のキッカーであるカサノバウォンが出てること
かなり見知ったメンツが多かったということもあって安心して見れた
他の方のレビューを見ると石天のシーンがダレてたなどを見かけるんだけど、僕の見たテレビ放送版だと70分にカットされてるせいかそんなシーンはなかった
その為か割と最後までサクッと楽しく見られたというのが感想
勿論ストーリーがよく出来ているとは全然思わないんだけど、ラストの終わり方もカラッとしていて良かった


アクションも思っていた以上に楽しめた
ジャッキーライクなアクションもありつつ、期待していたカサノバウォンの足技が炸裂するので最後までワクワクしながら見れた
特にカサノバウォンの空中三段蹴りはシビれたな…
修行シーンもあったりするんだけど、結局それがラストバトルとかに活かされた感じもあんまりないので、そこの作りの雑さは若干気になった


カンフー目当てならそこそこ楽しめる佳作でした
LEE

LEE