萩原くわがた

デビル・ナイトの萩原くわがたのレビュー・感想・評価

デビル・ナイト(1972年製作の映画)
-
イギリスのスーパーお上品ダンディモンスターのクリストファーリー&高潔さと慈愛の超紳士ピーターカッシングがなんと2人で協力して邪悪な事件に立ち向かう珍しい作品。この2人のファンとしては仲良さそうな2人を見ているだけで眼福です。

今回の敵は化け物とかじゃなくてもう何だかよく分からない。ミスリードが張られ、物語が進むごとにどんどん予想ができなくなってくる。結末は当時としてはなかなかに唯一無二だったのではないだろうか、とんでもない邪悪さであった。個人的には結構楽しめた。

衣装チェンジは何度か行われ、可愛い模様のスーツを着たリーやカッシングが見られる。ギラギラした俗っぽい色味の景色の中でも2人の紳士はめちゃくちゃ渋かっこ良い。2人のファンやかっこいいおじさま好きは必見の一作である。