メイマーツインズ

シェフとギャルソン、リストランテの夜のメイマーツインズのレビュー・感想・評価

4.1
【隠れた傑作⁉︎シリーズNo.39】

”食〟映画が大好物で‼︎
前回レビュー作に誘発されて、”食〟映画の旅へ。先ずは名バイプレイヤー、スタンリー・トゥッチが監督・主演のこの作品から。
ソフト所有で再鑑賞。


スタンリー・トゥッチ。
”プラダを着た悪魔〟”ターミナル〟”バーレスク〟といった作品の味付けには欠かせない名バイプレイヤー。
今作はそんな彼の数少ない主演作であり、悲喜交々でとても味わい深い作品になっている。

アメリカン・ドリームを夢見て、イタリアからアメリカへ渡りイタリア料理店を開業した兄弟。腕の良い料理人である兄プリモと経営、接客担当として店を切り盛りする弟セコンド(スタンリー・トゥッチ)。
経営難の中、ようやく明るい兆しが…
と思いきや2人に大きな試練が立ち塞がる。

収益重視の経営者と質やスタイルにこだわる職人の衝突。オーナーシェフではない料理店でよく耳にする失敗談であり、今作ではその2人が兄弟だから余計にややこしい…
でもそこはやはり血を分けた兄弟。切ない展開も、最後は兄弟愛で締めくくる。

本格イタリアン🇮🇹を堪能できる作品。
創作イタリアンなら、NY舞台の”ディナーラッシュ〟を是非〜🤗