汽笛の音で目を覚ます

ファンタズム IVの汽笛の音で目を覚ますのネタバレレビュー・内容・結末

ファンタズム IV(1998年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

ティムってどうなったんですか?

すいません。この期に及んでそんなこと気にするなんて野暮ですよね。

というのは置いておくとして、今作は今まで以上にとっ散らかっていて、なおかつ地味な展開が多い。それもそのはず。資金不足により、過去作のボツシーンを使わざるを得なかったらしい。

だけど、怪我の功名とでもいうのか、過去作のシーンを多用することによって、自然にトールマンの過去にも触れる形になっており、結果的にシリーズのまとめ的な役割を果たしている。

とはいえ、今さらそんな整合性は求めていないし、結局のところ上手くまとまっているわけでもないので、どう捉えればいいかは難しい。だけど、その微妙な感じすら、このシリーズのらしさと思えば魅力に見えなくもない。

どうしよう。いっき見したからか、自分自身このシリーズがどう転んでも面白がれるゾーンみたいのに入ってる気がする…。

でも、スコアは冷静につけました。