ちいさな泥棒

戦慄!プルトニウム人間のちいさな泥棒のレビュー・感想・評価

戦慄!プルトニウム人間(1957年製作の映画)
3.6
爆弾の放射能を浴びた男が副反応で巨大化が止まらなくなるお話。ジャケ的に大暴れするのかと思いきや巨大化が止まらないことに絶望し精神までも蝕まれてゆく悲しき男とそんな彼を支えようと懸命に働きかける女の悲哀物語で面白かった。パンツは伸縮自在の特殊素材だそうです。

『マッドボンバー』『空飛ぶ生首』『人間人形の逆襲』に次いで『戦慄!プルトニウム人間』と気づけば4作観てしまってどれも好きで楽しんでいるバート・I・ゴードン監督かなり好きかもしれない。王冠もぎとってぶん投げるのかと思ったら、とって置いただけっていう謎行動シュールすぎて一番好き。

直訳すると『びっくりするほどデカい男』みたいな珍しく原題までひどい(褒めてる)あたりほんと香ばしくていいですね。