浅野公喜

戦慄!プルトニウム人間の浅野公喜のレビュー・感想・評価

戦慄!プルトニウム人間(1957年製作の映画)
3.2
核実験に巻き込まれた男がどんどん巨大化していく50年代SF。

街に現れたり荒らすのは終盤数十分程で、指で風呂に入っている女性の部屋の窓を割ったり看板を引っこ抜いたりする位なのでもっと派手に暴れまわって欲しかった所ですが、巨大化していくことに対する苦悩や怒りは序盤から中盤にかけてちゃんと描けており、チープながらそれなりに見応え有る作品に仕上がってます。終盤ダムからずっと同じポーズで静止した状態で落っこちていく所はかなり滑稽です(笑)。

巨大化した男に出くわして「今日は酒飲むのやめよう」と言い出す車に乗った男二人組もちょっと印象的。
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