禁酒法が施行されている1930年代のアメリカ南部アイドルワイルド。
ギャングの叔父に育てられたルースターはクラブ“チャーチ”のナンバーワンシンガー。
彼の幼なじみであるパーシヴァル。昼は厳格な父の葬儀社で働き、夜は“チャーチ”でピアノを弾いていた。
“チャーチ”のステージでもフロアでも繰り広げられる熱気あふれるショーダンスやヒップホップにテンションあがる。
鳩時計は口ずさみ、譜面の音符は動き出す。なんて、遊び心満載のシーンを挟みつつ横暴なギャングであるトランピーの行動により変わっていくルースター、パーシヴァル、そして町にやってきた美しいシンガー、エンジェル(ポーラ・パットン)の運命。
それにしてもテレンス・ハワード演じるトランピーが極悪非道すぎ。ここまでクズな役は他にないんじゃない?
主演であるOUTKASTとノラ・ジョーンズの歌う“Take Off Your Cool”はとっても良い雰囲気。