あつぼう

デート・ウィズ・ドリューのあつぼうのレビュー・感想・評価

デート・ウィズ・ドリュー(2004年製作の映画)
3.5
これは完全に企画の勝利って感じの映画で、制作費も1100ドルという異色ドキュメンタリーです。たった1100ドルを持ってドリュー・バリモアとデートしようとする勇気も凄いけど、その一歩を踏み出した事が素晴らしいです。
大ファンでもあるドリュー・バリモアと会いたいという気持ちが、彼の行動を後押しするのですが、全くコネがない状態からのスタート。一つの出会いから数珠繋がりで少しずつドリューに近づいていきます。
その道中には懐かしのエリック・ロバーツやコリー・フェルドマンがいて彼らの近況が分かるのも良かったですよ。

ブライアンは自分に自信がないから、元彼女に電話して自分の欠点を聞いたりします。道行く人へのインタビューでも、「ドリューは胸毛の濃い人はダメかな?」って質問するけど、そんなん答えようないやんってツッコミそうになりました。

これって一歩間違えたらストーカーって感じです。ブライアンも自分は決してストーカーではないのでって強調してます。ドリューに、このドキュメンタリーの予告編を送ったりして、ほんとストーカーっぽいけど、この行為が注目されてラジオで放送されたり、開設したホームページのアクセスが凄い事になったりと世間の注目を集めていきます。
これだけ話題になってくるとドリュー・バリモア本人の耳にも届きます。
彼女がブライアンにどういう態度をとるのかは、この映画を観てのお楽しみです。

ブライアンの一喜一憂を見てるだけで楽しくなってくる映画です。
日本で好きな芸能人にこういう事をしたら間違いなくストーカー行為で逮捕されそうやけど、アメリカって寛大というとハリウッドスターは器がデカイというか・・・・。

ドキュメンタリーとしては凄く優秀やと思うけど、映画として考えたら退屈って感じる人もいてるかな。
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