最高!
子供の時からドリュー・バリモアのファンだった男が、クイズ番組で優勝した賞金1100ドルを使い、憧れのドリューとデートするという無茶な夢を叶えようとする企画。
期限は30日間!
なぜ、30日かというと、このドキュメンタリーを撮影するカメラは、電機屋で30日間なら使用後でも返品可能というサービスを悪用して入手したもの。
主人公ブライアンは、有名人でも業界人でもなく、見てる私らとなんら変わりない一般人。
しかも、失業中で金欠。
そこへ転がり込んできた賞金!
賞金は日本円にして約14万程度ですよ。
1ヶ月の生活費にはなるが、それでは意味が無い。
1ヵ月後はまた元通りの人生。それなら、無謀でもこっちのほうがいい。その心意気が素晴らしい。
夢を持つ人間は多いが、それを実現に向けて歩み出す勇気が必要。
まず、これを見て、企画がしっかりしてれば、良い機材が無くても、たいした技術なんか無くても、ただの素人でもこんなオモシロイ映画が撮れるんだという夢を与えてくれる。
そして、何よりリスクを冒して生きる人生の充実さを教えてくれる。
仕事が無くても、お金が無くても本当に楽しそう。
力を貸してくれる良き友人達と共に、必死で夢を叶えようと努力する姿は本当に見てる人に幸せを分けてくれます。