爆裂BOX

サバイバル・リゾートの爆裂BOXのレビュー・感想・評価

サバイバル・リゾート(2009年製作の映画)
3.0
メキシコのリゾート地を訪れた4人の女たち。彼女たちは観光に出かけるが、ガイドに金品を奪われ荒野に置き去りにされてしまう。何とか近くの町へと逃げこむが、そこはあやしげな廃墟で…というストーリー。
リメイク版「13日の金曜日」や「トランスフォーマー/リベンジ」に出演しているアメリカ・オリーヴォ主演のサスペンス・スリラーです。
結婚を控えたキャサリンは独身最後のバカンスを過ごす為、ソフィアやベスら4人の女友達とメキシコのリゾート地へやってくる。その夜、バーで出会ったロブと意気投合したソフィアはそのまま一夜を共にする。翌日、ロブと過ごすソフィアを街においてキャサリン達はガイドに連れられて観光に向うも、彼らに銃で脅され金品を奪われて荒野に置き去りにされる。負傷したキャサリンを連れて近くの町に逃げ込むが、そこは廃墟で怪しい雰囲気が漂っていた。一方のソフィアはロブと共にキャサリン達を探して廃墟の町へと向かうが、という内容です。
前半はソフィアやキャサリン達がバーで飲んではしゃいで騒ぐ姿が延々描かれていきます。ソフィアを演じてるアメリカ・オリーヴォ初め、女性陣はそこそこ美人ですが、セクシーシーンもほぼないですアメリカ・オリーヴォすらベッドシーンでもほぼ裸見せないし。
ナンパしてきた男と一夜を共にして寝過ごしたソフィアを置いて観光に出掛けたキャサリン達4人は、豹変したガイドに襲われますが、この手の作品なら残虐レイプか拷問されそうだけど、金品奪われて置き去りにされるだけで終わります、キャサリンは足撃たれるけど。ここから近くのゴーストタウンと化した町に辿り着いて夜を過ごすキャサリン達と、彼女からの電話を受けてバーで出会った男二人とその行方を探すソフィアの二パートが交互に描かれます。
キャサリン達が辿り着いて一夜を過ごす廃教会は呪われた場所らしく、風に乗って聞こえる声によって欲望を解放して殺し合いを繰り広げていきます。最初はお互い罵倒し合うだけだったのが、痩せすぎと罵倒された女は仲間の人肉喰らったり、性欲押えてた女はオ〇ニーしたり裸で悶えたり、ワガママ女は気に入らない女友達殺し始めたりしていきます。ただ、直接的なグロ描写は殆どないですね。
ソフィアがバーで仲間を探しているときに、強盗したガイドたちと出会って、「俺達が連れて行ってやるよ」と車で連れていきながら口封じ企むも、男二人のうち一人がスペイン語理解できて通訳してたりしたので、スペイン語の会話から犯人と気づいて反撃する所はちょっと面白かったです。
辿り着いたゴーストタウンで、狂った女友達にソフィアたちも襲われますが、一緒に来た男二人役に立たないままアッサリやられちゃったな。結局最後も救われないまま終わりましたな。この町に足を踏み入れた時点で誰も助からないことは確定してたのか。
尺も短いんで自分は最後まで普通に見れましたが、エロもグロも中途半端な感じなのでオススメはしませんね。