あーぁ

ミュータント・ハンドのあーぁのレビュー・感想・評価

ミュータント・ハンド(1991年製作の映画)
3.9
‪実写版ぬ〜べ〜?

鬼の手の様にグロキモな右手を授かった主人公と意思を持つミュータントハンドちゃんのお腹突き破りに顔剥ぎゴアっぷりにキュンキュン!


不慮の事故で死んだ父の残した研究資料を元に新薬''プラスミド''の開発に青春を棒に振って研究に取り組む眼鏡ハリソン。

‪しかしその新薬で金儲けを企む母親と愛人と揉め、ドタバタの末に片腕をドアに挟まれ切断してしまう。

そんなハリソンはショック死しないのも謎やけど、無くなった自らの右腕に新薬を投与してしまい…‬

片腕ホラーとしてはアイドルハンズほどコメディに振り切ってはいないものの一種のモンスターホラーとして非常に良くできており、特殊造形の妙も冴えて中々笑えるモンスターホラーでしたな。

新薬の効果により巨大ミミズみたいな右腕が勝手に意思を持って暴れたり、仲良くなったりとなんかペットのような友情が芽生えてくんのはええなぁ。

研究所から逃げ出したハリソンは片足が義足の退役軍人ホームレスのストライプスの助けもあり、初めて出来た友達のホームレス達と新薬を開発して仲睦まじく暮らしとったけど、そんな新薬を追ってクソババアと愛人の博士が襲撃してきて新薬とホームレスの恋人イヴが連れ去られてしまう。

言うことを聞くようにしつけしたミュータントハンドちゃん軍隊を引き連れハリソンの復讐が始まる!

サザエの様に付け根がとぐろ巻いたミュータントハンドちゃんはアタッチメントみたいに取り外し可能で敵地に侵入したり巻きついたり軍隊で群れをなしてワラワラしたりとハリソンやホームレスの指示に意思を持って動く超ハイスペック腕。

義足のホームレス、ストライプスの足はワンコ型のミュータントになったりと実にグロ可愛い。

そんな腕との悲哀に満ちたラストかと思ったらザ・フライの様なババアの合体オチという斜め上を行くバッドエンド?にズッコケたのは言うまでもない。
あーぁ

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