FRANCIS

北北西に進路を取れのFRANCISのレビュー・感想・評価

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)
4.7
最高級の国家機密を巡り争う、諜報機関、密輸業者と一人の男。

東西の大国同士が駆け引きを繰り広げる冷戦時代、人違いから巻き込まれた広告代理店社長が巨大な政府の陰謀に挑む。

行く先々で起こる事件、スリルに満ちたサスペンスにも、魅惑の美女との恋模様。

高級スーツを着こなす中年バツ2、どんな時でも忘れない心の余裕と軽いユーモア。

正装姿のアクションは、ジェームズ・ボンドの心の手本。

007の映画化に際し、ボンドのモデルとなったケーリー・グラント。プロデューサーからのオファーを受けるも(監督はハワード・ホークス、脚本はリー・ブラケットを想定)既に大スターだった為に長期間の拘束を嫌い固辞。無名の脇役俳優ショーン・コネリーが抜擢される。
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