超空間コベ

ソウル・サバイバーの超空間コベのレビュー・感想・評価

ソウル・サバイバー(1984年製作の映画)
4.0
『恐怖の足跡』(1962)の非公式リメイクだが、世界観としては、
『ビヨンド』(1981)や『イット・フォローズ』(2014)に近いかな。
…もっと近いヤツがあったと思うけど、ホラァ映画にはサッパリ疎くて、ハイ。(笑)

オリジナルでは車の事故だったのが、今回は飛行機事故の生き残りとして、「生存者症候群」に陥り、犠牲者の亡者が主人公を死の世界に引きずり込もうとする。

…だが決定的に違うのは、亡者は生ける死体=ゾンビとして現実の世界に存在し、主人公の周囲の人間を殺害していく事。
そして殺された者は「カッ」と目を開き、新たな亡者となって主人公に…!

展開が少々遅く、物語半分に来て主人公はようやく亡者の存在を疑い始めるが、それでもまだ半信半疑だったりする。
その分、絶望的なラストに向けてジワジワ追い詰められていく感が増している感じ。

そしてオリジナル同様、救い様の無い結末を迎える事になるワケだが…。☆
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