『闇金ドッグス』シリーズ第3弾!
青木玄徳が主役のスピンオフかと思いきや、4~9は交互に主役が変わるらしい。
俺は山田裕貴の方がダークな雰囲気が強くて好きだが、青木玄徳の方もガラッとテイストが変わっていて充分面白かった。また、1・2の要素がふんだんに盛り込まれており、シリーズ物の良さが詰まっている。
1のラストのモヤモヤも今作でスッキリ解決してくれて、3作の中で最も爽快感抜群の作品!!!
津田寛治がボコボコにされるのは、テレビの『スカッとジャパン』の印象が強過ぎて、途中からそれに見えてきた(笑)
安藤から、悪になりきれない須藤に主役が変わった事で、暗い雰囲気から一転、ライトめに仕上がっていてとても観やすくなっている。さらに1・2に比べてラストもドロっとしたシーンが少なく、スカッとした爽快感が際立ち、後味のめちゃくちゃ良いダークヒーロー的映画に仕上がっている。また、シリーズ物の強みである過去作との繋がりをふんだんに盛り込み、過去作を観ているとより楽しめる作品に仕上がっている。特に、1のモヤモヤするラストを今作でスッキリ解決してくれたのは、伏線が張られていたのが感じられとても評価出来る。
いつも、なんだかんだ青木の事を助けてくれる安藤が良き。