コロン

ボーン・コレクターのコロンのレビュー・感想・評価

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)
3.8
四肢麻痺の敏腕科学捜査官ライムを顔の表情と言葉そして魂で演じたデンゼル・ワシントンが素晴らしい。原作と比べるとストーリーがかなりすっきりして、ライムと真犯人とのバトルもビジュアルでわかりやすい。原作との一番の違いは、安楽死を渇望するライムの葛藤が余り描かれていないことか。しかし映画単体で観れば、とても良くできた映画だと思うし、アメリアの機転や記憶力がライムの命を救う、という脚本も見事。それにしてもアンジェリーナ・ジョリーはアメリアにベストマッチ。ラストのクリスマス・パーティの団欒も希望に溢れていて、とても良い。セルマだけが残念至極。
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