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ボーン・コレクターのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)
3.5
ジェフリー・ディーヴァーの同名小説をフィリップ・ノイス監督が映画化。
ベッドに寝たきりの科学捜査官デンゼル・ワシントンとパトロール警官のアンジェリーナ・ジョリーが連続殺人事件に挑むサスペンス・スリラー。
原題:The Bone Collector (1999)

4年前の事故で脊髄が損傷し全身が麻痺して寝たきりになった科学捜査官リンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)は、将来を悲観して安楽死を希望している。
一方、警邏課のパトロール警官アメリア・ドナヒー(アンジェリーナ・ジョリー)は、警官だった父親が自殺したことでトラウマを抱えていた。
希望した青少年課への配属を翌日に控えたドナヒーは、パトロール中に男の惨殺死体を発見、手際よく証拠を残す。
自宅の部屋のベッドで頭と肩と指先しか動かせないライムは、ドナヒーを連続猟奇殺人事件の現場検証に当たらせる…。

~他の登場人物~
・住み込み看護士(クィーン・ラティファ)
・無能な警部(マイケル・ルーカー)
・鑑識(ルイス・ガスマン)
・医療技師(マーカス・アンドリューズ)

「運命は自分が切り開くってことさ」
My point is what you make it.

死とどのように向き合うかがテーマになっている。
途中で犯人が類推できるが、スリリングな展開で最後まで飽きずに楽しめる。
若かりし頃のアンジェリーナ・ジョリーが「17才のカルテ」同様に好演。
ピーター・ガブリエルが書いたテーマ曲、ケイト・ブッシュとのデュエット「Don't Give Up 」が美しい。
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