◆あらすじ◆
電話会社をハッキングして逮捕されたドッジは収監され、屋外での労役を勤めていたところ、囚人の1人が反乱を起こし、ドッジは手錠で繋がれていたパイパーとともに脱獄するハメになった。一方、ドッジを逮捕した刑事のギブソンはパイパーの服役状況、罪状の規模から脱獄に不自然さを感じていた。
◆感想◆
脱獄した囚人2人とその行方を追う警察や謎の組織の争いを描いており、ストーリーが進むにつれて、その争いの目的や敵の正体が少しずつ明らかになっていきます。
ドッジ(スティーヴン・ボールドウィン)とパイパー(ローレンス・フィッシュバーン)が主人公としてストーリーが進んでいきますが、登場人物のほとんどがその正体を明らかにしておらず、最初のうちは訳が分からないと思います。しかし、ドッジが全ての鍵を握っていることが早々に分かるので、不明な部分も残りながらストーリーについていくのは容易いと思います。
ドッジとパイパーの関係も少しずつバディとして成長していき、一蓮托生で危険な中で戦い続ける展開はありきたりですがやはり熱いです。
一方、刑事のギブソン(ウィル・パットン)はドッジの脱獄に対して疑問を持ち、上司の命令に構わず真相を追います。彼が本作のキーマンであり、彼の冷静な分析力、行動力がとても頼もしく感じました。
本作は列車に追われて川に飛び込んだり、バイクでのパトカーからの逃亡劇などアクションシーンもあり、絵面的に変化があって良かったと思います。
普通に面白かったと思います。
鑑賞日:2024年1月8日
鑑賞方法:Amazon Prime Video