いかえもん

新・少林寺伝説のいかえもんのレビュー・感想・評価

新・少林寺伝説(1994年製作の映画)
3.8
久しぶりにちょっと古めのカンフー映画が観たいなぁと思って、これにしたのだけど、バリー・ウォンって名前よく聞くけど観たことあんまりなかったな。

対立していた清朝政府と少林寺で、朝廷側に寝返った裏切り者に、小さな息子一人を残して一族を皆殺しにされたハン・カーロが、息子を連れて裏切り者に立ち向かうというお話。

シリアスなストーリーながらわりとコミカルなシーンも多くて笑える。だけど、ジェットリーのカンフーはキレキレだし、息子のマンティンくんがまたかわいいながらも、素晴らしいカンフーを見せてくれます。ジェットリーの肩にマンティンくんが乗っかって戦うところなんか、微妙にRRRだし。
少林寺から逃げてきた5人の小坊主さんたちもまたかわいいんだなー。
必ず一人はいる食いしん坊で気が弱い小太りの小僧さん!かわいかったー!最後は丸っこいお尻も丸見えにしてがんばってた。

そんでもって、ジェットリーの使う槍がすごいんだ!伸びたり縮んだりうねったり外れたり、なんかテレビショッピングで売ってそうな槍!一本買ったらもう一本短いのが付いてきます!まあ、お得ですね~!とかいう感じ。一方、敵の乗ってる乗り物が、なんだそれ?!な乗り物でびっくりした。そこだけ現代風というかなんというか。

製作された時代はワンチャイシリーズよりちょい後なので、雰囲気は似てるし、音楽も一緒だったような気がするけど、この雰囲気の映画わりと好きです。ワンチャイシリーズのドニーさんが出てるアイアンモンキーみたいな感じでした。