ウチの爺婆は殺人鬼かも…？

9月は爺婆②

両親を亡くした姉弟リンとデビッドは爺婆の家で暮らすことに…。テンション高めに迎えてくれる爺婆と鬱陶しがる姉弟。気分が底なデビッドは夜に外を見ていると、爺婆が死体のようなものを家の中に運び込んでいるのを見つけてしまい…。

この妙なテンションな爺婆が最初っから既に怪しい。登場シーンでやたらと不穏な曲を合わせてくるだけでなく、死体袋みたいなの運んでる時点でほぼほぼヤバイのが確定してるみたいなもん。深淵を覗く者は深淵にも覗かれてる…じゃないけれど、親戚が爺婆の家に遊びに来てる丁度その時に「見た・見られた」がお互いにバレる。でもそれは確信までは至らない疑惑に留まる。親戚という防波堤を挟んで両者の疑念が水面化で膨れ上がっていくスリルが堪らない。

そしてもうひとつ。謎な女がこの家族にずっと付き纏う。爺婆に連れられて来たプールでのスクリーンを切り取る小窓を挟んでの一対一のパーソナル空間で見つめ合う。水泳という場が強制的に空間を遮断することで頭の中にこべりついた嫌な感覚が永遠に付き纏って離れない。ここも堪らなく好き。

ショットガンジジイとの追いかけっことか、どういう原理か分かんないけど室内を行ったり来たり飛び回るミサイルとか、あんた幽霊かよ！って言いたくなっちゃうほどにどこ行っても先に着いてる瞬間移動スキル持ちのヤバイ人とか、楽しい要素がたくさん。そんで基本は少年少女のジュブナイルってのもまた良かった！

そんな感じで、様々な作品の要素を繋ぎ合わせて忙しなく展開する楽しさがあるのだけど、サンプリングされたスリルを矢継ぎ早に取っ替え引っ替えしてるような感覚に留まっているのが残念なところ。何というか、スーパーの試食コーナーを次々に回るみたいなおつまみ感というか。それなりに表面的なドキドキはあるのだけど、深度がないためにイマイチ振り切れないのが最後まで続く感じ…。これはこれで別に良いのだけど、人の心の深淵に踏み込むとっかかりが流石にライト過ぎて物足りなく感じた。めちゃ闇深なのに…😱

『裏窓』『スタンドバイミー』『ハロウィン』『ターミネーター2』『13日の金曜日PART4』あたりがパッと思い浮かんだけど、『ターミネーター2』に限って言えば本作が先取りしてるわけだから、ジェームズキャメロンに本作が影響与えた可能性あるかも！流石にないか…😂

• #ホラー映画と怖い映画
• #ホラープレデター部
• #こんなのあるよ！だってVHSだもん☆

いろんな意味で80年代の雰囲気たっぷりなサスペンスホラー作品です。

これは全く前提知識なしに観た方がいいだろうなあ……と思って観たら大正解。絶対に調べてたらダメなやつ。両親を亡くして孤児となった姉弟が祖父母の家に身を寄せるようになったのだが……という話です。これ以上は言えないので、あまり関係ない部分についてのコメント。

主人公の姉弟のファッションがめっちゃ80年代です。80年代が好きな人にはたまらないはず。姉に好意を抱くケニーも白Tシャツが80年代。しかも、半袖のそでにタバコを巻き込んでおく80年代的な芸も見せてくれます。

しかし、登場する車はなぜか50年代や60年代なんです。なんでだろ？監督の趣味なんだろうか。ああ、この頃って50年代リバイバルだったかも。

いろんな小物をちゃんと使うのに好感を持ちました。暗視スコープとかロケット花火とか。

以上、めっちゃ細かい部分のレビューでした。何回も観るような作品ではないですが、一回は観ても損しません。機会があったらぜひ観てみてください。

爺婆がヤバいと思いきや、もっとヤバい婆が出て来てひーこらする弟と全く使えない駄目姉のお話

姉も弟も超美形☆

さらに80年代でジュヴナイルでずっと不穏で、ニマニマゆるゆるドキドキでした～

カタパルさんソフト有難うございます！

英語鑑賞
字幕なし



両親が死に、祖父母と暮らすことになった姉弟、リンとデイヴィッド。

テンション高い祖父母と親戚に圧倒されつつも、デイヴィッドは何処かおかしな雰囲気を感じる。

さらにギター担いだ変な婆が行く先々に現れて、うひぃ。

リンは呑気にラブラブ中だけど。

そんなある日、デイヴィッドは祖父母が婆をぶちのめしているのを目撃してしまい……



見ろ！
ミサイルがサメのようだ！

いやいや、そうはならんだろ(*￣∇￣)ノ

あれもこれも不穏でドキドキ。
なのですが、ちょっと詰め込みまくりだし、どれも適当だし、突っ込み所は結構ありますw

ま、80年代だもんね♪

ファッションや髪型、プール、水着、家の中など、80年代な雰囲気はとっても好み！

あぁ～この頃のアメリカに行ってみたい☆

そんな作品でした(〃ω〃)