夜行列車に乗ったカリート

最凶女装計画の夜行列車に乗ったカリートのレビュー・感想・評価

最凶女装計画(2004年製作の映画)
3.0
リアリティゼロの結構笑えるアメリカンコメディ

FBI捜査官の2人が誘拐犯を逮捕するため、ターゲット姉妹の護衛に付く。
しかし姉妹が怪我をしてしまい(超かすり傷)、2人は姉妹の代わりとなって囮捜査をする事にするが、果たしてどうなるか…
というのがストーリーです。

冒頭からアメリカンコメディらしい、超過剰なリアクション芸が展開されます。
正直そこら辺はコント臭がして退屈なんですが、女装が始まってからはまぁまぁ面白くなります。

メイクが適当でバレバレ過ぎるんですが、全員が姉妹だと信じて疑わないストーリー。
その適当さが面白く、そこを受け入れられれば最後まで楽しんで見られます。

下品な描写があるものの、そこまで過激な表現はでないので、女装のインパクトの割にはライトな作風。
エクスペンダブルズにも出演しているテリー・クルーズが、かなり良いキャラです。

ハッピーエンドで予定通り終わるので、なんか笑える映画が見たいなぁと思ったら、見てもいいと思います。

気に入った台詞は、トイレの女性を突飛ばし「ムーブ!!ビッチ!!」