ニール・マーシャル監督が送る、ローマ第九軍団に影響を受け製作された歴史アクション映画。
ブリタンニア遠征によりローマ第九軍団は現在のイギリス南部へと派遣され、北部(現スコットランド地方)のピクト人と激しい戦闘を繰り広げていた…。
ニール・マーシャル監督と言うと何かとスコットランドを意識する作品が多いが、この作品もスコットランド、今作ではカレドニア(ローマ帝国治世時の呼び名)が舞台となっている。今作でもニール監督らしい戦闘での生々しさが一層際立ちリアリティを出していた。反面、重苦しい内容はあまり面白味という部分では欠けていたとも思う。
第九軍団やピクト人、それらを知るには良い作品になっている。またキャストは主演のマイケル・ファスベンダーやドミニク・ウェスト、オルガ・キュリレンコ等が名を連ねる。