ロク

ミュータント・フリークスのロクのレビュー・感想・評価

ミュータント・フリークス(1993年製作の映画)
3.5
人気子役スターとしての輝きは今やいずこな落ち目街道まっしぐらの俳優が怪しい農薬を製造している会社の広告塔として向かったアフリカのジャングルで見世物小屋を開いているマッドサイエンティスト(デニス・クエイドが怪演)に捕まってフリークスに改造されてしまうという「ビル&テッド」シリーズのアレックス・ウィンターがビル&テッドの3作目として監督デビューを飾ったものの内容があまりにもヤバかったためNYとL.A.で1度、日本でも映画祭で1度上映されたっきりでVHSやDVDも発売されずお蔵入りとなってしまいアレックス・ウィンターもハリウッドから追放されてしまった曰く付きの作品。キアヌ・リーブスが出ているにも係わらずどこに出ているのか最後まで判らないというメチャクチャさもさることながらマッド過ぎる笑いが大半を占めているため当時の世論を考えればお蔵入りになってしまうのは仕方無いのかなと思ったけれど個人的には面白かったです。なお、本作はロブ・ゾンビ監督の「マーダー・ライドショー」シリーズや「グレイテスト・ショーマン」に影響を与えた映画としてカルト化されている作品でもあります。
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