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幸せなひとりぼっちのぉゅのレビュー・感想・評価

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)
3.8
2023年 鑑賞 23-45-05
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
フレドリック・バックマン先生の同名小説
を原作に、スウェーデンのハンネス・ホルム監督・脚本による、妻を亡くし、職も失って生きる希望をなくした59歳の偏屈で孤独な男オーヴェ(ロルフ・ラッスゴードさん)が近所に越してきたイラン人女性のパルヴァネ(バハール・パルスさん)とその家族との交流を通じて再生していく姿をユーモアを交えて描くコメディドラマ作品。

ー 頑固で偏屈で妻に先立たれたじじいと町の人たちとの心温まる触れ合いー
頑固で偏屈なじじいオーヴェと亡くなったばかりの妻想いの一面も、犬の散歩時の怒りと職場の解雇、あの自●未遂のシーンは観るのが辛い、外の騒ぎと自動車のバック騒動、役所の人間に取られた行動とかの愚痴、町のなんでも屋さん?とオーヴェの過去、「何事も正直が一番 正直にはひと押しが必要」、オーヴェ(若年期:フィリップ・バーグさん)の優越感とオーヴェ父の... 、紐切れる... 現実へ

現実と過去を行ったり来たりの構造、「これでチャラだ!」、白シャツへの怨みはこの頃から、赤い靴の女性... まさか... 、猫?、あの女性と再会と食事、オーヴェの去り際の... 、あの女性はやっぱりソーニャ(イーダ・エングヴォルさん)だった!「結婚して下さい」

現実ー パルヴァネ子どもたちとオーヴェ、絵本、熊っぽい話し方とマジック、トラブル続きのオーヴェと子どもたちからのハグ「じゃあねオーヴェ」、線路に落ちた女性と●●しようとしたオーヴェと過去がフラッシュバック、猫と毛布と「キッチンには入るなっ!」、アレルギーと同居人が増える、土曜13時からのルーティン「似た者同士」、あの救出劇を記事にしたい記者と頑なに拒否をするオーヴェ、記者を残しガレージの扉を... 、オーヴェとパルヴァネが歩きながら会話するシーン好き!、あのシーン好きなんだけど... オーヴェとパルヴァネの口喧嘩、白シャツのオーヴェへの口撃と珍しくオーヴェが...

●●をしようとするオーヴェと猫が止めようと鳴く、ピンポーンとソーニャ先生なら... 、オーヴェが大変な時?、オーヴェの決意とソーニャとの思い出とある事件...

“生きるか死ぬかどちらしかない?”
●●●の命、あの夜にあれを作ったオーヴェ、ある情報と町のみんなの支え、まさかの宣告とパルヴァネのあの告白、あの●●という名の置き手紙とあの電車のシーンにはウルっと来たし、刺さった!人生彼のような生き方は好きだけど、お手本にはしたくないと思うが、周りの人からの支えや会いたい人がいるということはとても幸せだったなと、毎度あれが未遂で良かったなと思った作品だった!

「君が好きなものを注文出来るようにと嘘をついた 軍人じゃない 列車の清掃係だ 家も燃え じゃあ行くよ」

「問題を解決できるのは地球上で自分以外にいないから? オーヴェ違うわ 1人じゃ無理なの 誰でもあなたでも無理!」

「生きてるって感じだろ?」

2014
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