妻を失って職も失い、自殺を決めたおじいさん。ある時、隣に新たに家族が引っ越してきたのをきっかけに、悲しい毎日が少しずつ変わっていくといったヒューマンドラマ。
日本でいう昭和のガンコじじいのような性格で、過去の回想も交えながらテンポ良く進んでいき、おじいさんの爆弾のようなキャラクターもあって最後まで飽きずに見終える事ができました。
普段はいつも怒ってるのに実はすごく優しかったり、妻の事が大好きで、お墓参りでは正面ではなく横に椅子を置いて並んで座っているようにしてたりして、主人公の内面の優しさが色々なところで垣間見えます。
話のベースは悲しいですが、見終えた後はすっきり温かい気持ちになれる良作でした。