知らない言語が聞こえてくると映画に集中できるタイプの人間です。
スウェーデン語なんて耳馴染みがなさ過ぎて画面に見入るしかない。
人間の集中力なんてたかが知れているので環境作りも大切。
主人公オーヴェの頑固偏屈ジジイっぷりが最高でした。
周囲のお節介で温かい人たちに絆されていくんだろうなぁ…とは思いつつ、人間が屈折していく過程もきちんと描かれていました。
正直、ストーリーに意外性は全くないのだけれど、人間が心を通わせていく機微が美しく描かれていてホント観てよかった。
そして人付き合いが苦手な僕はオーヴェみたいになりそうでこわい…。
友達欲しい…。