このレビューはネタバレを含みます
率直に感じた印象としてかなり素敵な内容の映画だったなと序盤に捻くれてるな…
と感じていたおじいさんを物語が終える頃には好きになっていた。
内容的には街中の人に短気で変わり者だと距離を取られていた街のルールに口うるさいおじいさんが実は心優しい人なんだと街の人々が気付いてからは色んな人に慕われていく
奥さんをなくして1人だったおじいさんが
なんだかんだで人に慕われて尊敬されて
亡くなった時には多くの人に悲しまれた
幸せな1人の人生だった。という感じ
ただ個人的な思いとしては冒頭に花の値段に文句言いながらもおじいさんが奥さんの墓参りに行くシーンから始まるのだが
その時点でこのおじいさんは言い方がきついだけでいい人なんだろなって気づきというか思いはあったので割と序盤で展開が読めてた部分はあった。
ただ脚本的には2人の間に子どもがいない理由やおじいさんの両親との展開など衝撃的なものもあったりと引き込まれて面白く見ることができた。
街のルールに厳格なのも亡くなった奥さんのためなんだと感じた時は愛おしくなってしまった。
映像の質感的にも深くも綺麗でとても良かくて脚本の終え方としても綺麗に終えていて好印象だった。
内容的にも面白くて映像のクオリティも良かったが物語のキモのおじいちゃんが実は心優しい人だったという点に関しては序盤には気付けてしまったので
個人的には全体を通しては普通より
良いくらいの印象だったなと