つるばみ色の秋津凡夫

幸せなひとりぼっちのつるばみ色の秋津凡夫のレビュー・感想・評価

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)
2.6
妙好人

画面や音響はもっと拘りようがある様に思う。
物語には一応の危機的状況は用意されているが、解決への過程は御都合主義的であり、勿体無さを感じた。

現代では興味のある情報、物、人と繋がる事は容易であり、そうでないもの対してブロックする事もまた容易である。
世界を拡げているのか、壁を作っているのか分からない社会も、そこに疑いの目を向ける事もまたオーヴェという男なのか。