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パニック・フライトのNoAceJustYouのレビュー・感想・評価

パニック・フライト(2005年製作の映画)
3.5
2021/5/31鑑賞。71点。

<見所>
・コンパクトにまとめられたわかりやすいストーリー
・エンタメ重視!!
・暗殺方法が大胆
・気持ち悪さが強い頃のキリアン・マーフィー
・可愛い>美しい 頃のレイチェル・マクアダムス
・大事なことなので2回書く。この頃のマクアダムスはめちゃくちゃ可愛い
・父は強し

<あらすじ・ネタバレあり>
アメリカ、テキサス州・ダラス。
祖母の葬儀を終え、職場のあるフロリダ州・マイアミに戻るため空港で待機するリサ(演. レイチェル・マクアダムス)。
悪天候でフライトが遅れる中、青い瞳が特徴的な男性・ジャクソン(演. キリアン・マーフィー)と仲良くなる。

同じフライトに乗り、隣同士の席だとわかった2人はさらに意気投合。
離陸後しばらくすると、ジャクソンはリサに「自分が雇われテロリストであること。リサの父親を人質にしている」と明かす。ジャクソンの狙いは、政府高官・キーフの暗殺。キーフが宿泊するマイアミの超一流リゾートホテルは、リサの勤務先であった。そしてリサが、以前からキーフが宿泊する際、彼の専属スタッフとして宿泊担当を務めることまでジャクソンは知っていた。
ジャクソンの狙いは、リサを使ってキーフが宿泊する部屋を変更し、仲間のテロリストに暗殺させることだった。

リサは何度か状況の打破を図るが、ことごとく失敗。
人質にとられている父親(演. ブライアン・コックス)を救うため、仕方なく同僚・シンシアに連絡を取ってキーフの部屋を変更する。

マイアミ国際空港に着陸する直前、リサは持っていたボールペンでジャクソンの首を刺す。リサはシンシアに連絡し、キーフ暗殺計画の存在を明かす。
テロリストらは、キーフの泊まる部屋にロケット・ランチャーを放つが、シンシアとシークレット・サービスの連携によって、暗殺は未遂に終わる。

テロリストに監視されている父親を救うため実家に戻るリサ。そんな彼女を追うジャクソン。
テロリストらを倒したリサは父と再会。そこにジャクソンが現れ、リサと格闘。父親はテロリストの持つ銃を奪うとジャクソンに向けて発砲、ジャクソンは死亡する。

リサが職場のホテルに戻ると、そこにはキーフ一家とシンシアが出迎えてくれる。
リサとシンシアは、その足でバーへ向かいEND。

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・ちょい役にブライアン・コックスが起用されている・・・と思ったが最後の最後に大活躍した!!

・マクアダムス演じるリサは、男にレイプされた過去があり、その際抵抗できなかったことがトラウマ。彼女がジャクソンに何度も抵抗する演出が、かつて何もできず受け身になったトラウマを克服する意味を持っていたのは良かった!
ジャクソンとリサの肉弾戦シーンについて。男vs女という構図で戦う以上、体格差でリサが負けるのはわかるが、何度でも立ち上がる彼女の姿に納得感がある。それゆえ、ジャクソンを負かすのは彼女であって欲しかったとも思った。

ちなみに、現代の「Red Eye」とは「夜中のフライト」のスラング。
夜のフライトはみんな眠りたいけど、騒音等でうまく眠れず、着陸する頃には目が充血していることが由来らしい。
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