ぶみ

パニック・フライトのぶみのレビュー・感想・評価

パニック・フライト(2005年製作の映画)
3.0
逃げられない、高度30,000フィートの罠。

ウェス・クレイヴン監督、レイチェル・マクアダムス、キリアン・マーフィー等の共演によるクライム・アクション。
深夜便の旅客機(Red Eye)に乗ったホテル従業員の主人公が、暗殺グループの一員と対峙する姿を描く。
主人公となるホテル従業員をマクアダムス、暗殺グループの男をマーフィーが演じているほか、主人公の父親役として、ブライアン・コックスが登場。
邦題から、飛行機が操縦不能となるような航空パニックものを想像したものの、その実は暗殺グループが政府高官を狙うために、ホテル従業員を脅すという展開となっているため、飛行機内のシーンは思ったほど長くない。
反面、飛行機を降りてからのやりとりが、爆発あり、銃撃戦ありとアクション色が強まっており、マクアダムスの奮闘ぶりが見どころとなっている。
マーフィーがマクアダムスに対し接近する様が、あまりにも都合良すぎる感は否めないが、尺も短いため、サクッと観るには丁度良く、マクアダムスのアクションと、マーフィーの冷めた視線を堪能できる一作。

言ってやったよ、殺す前に。
ぶみ

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