GaPTooth

血の祝祭日のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

血の祝祭日(1963年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

殺人犯は眉毛の濃いイシュタル崇拝の狂信者( -д-)ホゲー

連続殺人事件が発生!
被害者は若い女性のみ。
遺体は酷く損壊していて手足や臓器が持ち去られている。

2週間後に娘シュゼットのディナーパーティーを開く予定のフリーモント夫人が訪れたのは「フアド・ラムセス・エキゾチック・ケータリング」の店。
独特の料理を望むフリーモント夫人に、店主のラムセスはエジプトの晩餐(古代エジプトの本格的な晩餐会料理)を勧める。
フリーモント夫人は「五千年前の女神の饗宴と同じように」というラムセスの言葉に引っ掛かりを感じながらも承諾し依頼して帰っていく。

ラムセスの店のバックヤード。
女神イシュタルの像がドーンと備え付けられている。

何やら鍋をかき混ぜるラムセス。
ここで、ラムセスが猟奇殺人を犯し続けているのはイシュタルを生まれ変わらせるために必要な古代からの調合法の"材料"を集めるためだということが判明。

シュゼットのディナーパーティーの日が近づいてきた。シュゼットはエジプト文化クラスでので古代エジプト神のカルト教団について学んでいるという。なんという偶然。

エジプト文化クラスでは、フランダース教授による古代エジプト神のカルト教団=イシュタル崇拝についての講義が行われている。
宗教の中で最も残虐な宗教の1つだったイシュタルの祝祭は春に慣行されていたらしい。イシュタルの大祭司のシャマッシュは恋人でもあった。
6日間に渡る祭りの後、7日目に神殿に民衆が集まり、女神イシュタルと民衆が一体となる「血の饗宴」が行われた。
若い巫女は大祭壇で屠殺され、流れ出る血は銀の器に注がれ、臓器や手足が取り除かれ、食事として民衆に提供された。
最後の一皿を食べ終わると墓から甦った大祭司が姿を表す。そしてイシュタルは生まれ変わり...
現在は廃れてしまっているというが...

ラムセス著『古代の奇妙な宗教儀式』

警察にも店のバックヤードに踏み込まれてラムセスが殺人犯だと判明。
シュゼットのディナーパーティーで「血の儀式」が行われる可能性大!

フリーモント家のキッチンではシュゼットを促し儀式を始めるラムセス。が、そりゃ上手くはいかないよね。

追い詰められたラムセスの最期は悲惨。

最後に刑事が事件の全貌をまとめて語ってくれる。

イシュタルの像の目から血の涙が...で終幕。

あと気になったのが砂浜でいちゃつく男女のトニー役の演技!酷過ぎじゃね?!
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