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仮面の米国のアップルのレビュー・感想・評価

仮面の米国(1932年製作の映画)
3.9
第一次大戦後に復員した男が些細な犯罪に巻き込まれ人生がガタガタになってしまう物語です。ずーっと重苦しい話が続きます。主人公の男のメンタルもズタズタにやられますが観てるこちらのメンタルもやられます。主人公はポール・ムニが演じています。過酷な環境に屈しない男をアクティブに好演していましたがとにかく内容がしんどくて参りました。不条理極まりなく正直者が馬鹿を見る展開が辛かった。男はただクリエイティブに生きたかっただけなのに。実話の映画化だそうです。監獄部屋状態の刑務所内とむごい労役の様子はまさに地獄のようでした。
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