うっさん

デス・サイトのうっさんのネタバレレビュー・内容・結末

デス・サイト(2004年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

叔父の薦めで視聴。叔父はダリオ・アルジェント氏のファン。
主人公が何者かも分からない段階で突然彼女にだけ届くメールで始まる。それは誘拐された女性を助けるためにゲームに参加しろという犯人からの挑戦状だった。ゲームはポーカー。参加しないまたは負けると人質は殺されるという理不尽なもの。抗おうとするも増える被害者。
ポーカーが得意な青年レモ(一般人)やイギリスからやってきた刑事ジョンと協力し、なんとか勝負に勝ち犯人を追い詰めていく。
犯人も容赦なくレモを殺したり、心の支えであり、恋人になっていたジョンを殺したり胸糞行動を取る。この時点で犯人は内部の人間で、さらに彼女に執着してる人間と分かる。
愛情の裏返しというか、相手にされないからと恨み、関係ない人や大切な人を殺すという暴挙に出ていた犯人。ラストの一騎討ちにはハラハラしたけど、それ以上にイライラしながら観ていた。
エンドロール直前の新事実で、やっと彼女が救われたなと安堵し終了。

なんというか「サスペリア」とか「シャドー」もそうだけど、不穏で不安にさせる雰囲気と音楽があって、これがダリオ・アルジェントだなと感じた。
ジョンとのこともそうだけど、全体的にもうちょっと感情の動きを見せて欲しかったかも。
うっさん

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