McGuffinマクガフィン

トラブル・ウィズ・ガールズのMcGuffinマクガフィンのレビュー・感想・評価

3.3
初プレスリー✨

〈ショトーカ〉ってなんだろう?って思った。知らない言葉沢山ある。
1920年代にアメリカで広がった運動で、旅芸人と教育が一緒になったようなもの。
見せ物もしつつ演説なんかもする。
へー😲

万博とかイメージするとわかりやすいかも。各ブースがあってあらゆる文化の紹介、公演がある。

意外にも殺人事件が起きるサスペンス。

この時代の文化を感じられた。白スーツのエルヴィスはオーラがある。まだ若々しい。

ところが登場シーンが少ない。
黒人音楽がベースになっているエルヴィスは歌手の道を閉ざされ、兵役を経て俳優としての道を約束された。ところが演技派の役者としてではなく無理に敷かれたレールを走らされた。

そしてようやく歌手としての原点回帰が認められた頃の出演作。もう役者としての期待は薄く日本では公開されなかった。内容的にも日本人には馴染みのない文化がベースにある。

エルヴィスが劇中歌うと悪どいマネージャー(トム・ハンクスが演じたやつ)が金を取るという方式を作ったので映画に歌唱シーンはあまり期待できない。

この頃の本人の背景を知っておくと納得できる出来かも。