映画ケーン

代用品の映画ケーンのレビュー・感想・評価

代用品(1961年製作の映画)
4.9
ピーラパーパパパ♪ピーラパーパパパ♪

ヨーロッパっぺー!
女子用語で言うところの「可愛い」に当たるんだろうけど、僕的には何か怖い。何の躊躇もなく進む物語と躊躇しない主人公が怖いのか、どこか怖く感じてしまう。

抽象画みたいな世界観で三角の形の主人公は、何やら風船を膨らます様にしてテント、ボール、ボート、人間、車、道路、等を作って行く…

あれこれ作って、消費して、壊して、また作って、いずれ破滅が待っているぞ、というメッセージか。
僕が感じたある種の怖さは意図してか、せずか、意味を持ってはいる。

総合的には、独特の世界観とコミカルな雰囲気からの嫌〜な予感を孕みつつのラストまで。結構楽しめる。
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