酩酊状態から目覚めた2人組のボンクラ青年が、記憶から消された自身の過去の行動を遡っていく。中学生が思いつくようなどうしようない不条理ギャグを、最大限にまで盛り込んであるアホアホ映画。
原題の「おれの車どこいった?」は台詞にも登場するのだが、その喋り方がツボに入るため、いちいち笑いを誘われる。私は英語と吹き替えの両方を観たのだが、この作品は英語のほうが面白い(字幕の英訳に違和感があるけれど)。
あえて難を言わせてもらうと、主人公の2人が普通にイケメンであるところが、若干気に掛かる。イケメン男子が変な顔をしながら「面白いことやってますよー」というアピールをしているように見えてしまう。
とはいえ、実際に笑える内容ではあるので、個人的には大満足の出来栄え。ちなみにオープニングの5.1CHサラウンド音響が何気にすごかったりする。