まみ

新・蘭の女/ブルームービー・ブルーのまみのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

見たのは大分前ですが思い出したので書きます。
新・繭の女ということで制作されたようですが一作目は見てないです。主人公が娼婦の経歴があるためジャケットも映画の前半もセクシーな感じなのですが、全体で見ると青春映画っぽいぞという感じでした。ジャケット詐欺と思った…(良い意味で)。調べたら前作とは大分違うみたいですね。

あることがきっかけでそのような世界に迷い込み、このまま娼婦の世界で生きると思っていたブルー。しかしひょんなことから学生生活に戻れることに。学生生活のなかで出会ったジョシュとのやりとりがめちゃかわです。ジョシュがちょっとへたれだけど、ひたむきに頑張る姿がほほえましくてよいです。
娼館の人々には良くも悪くも人間味を感じてしまいました。サリーはとにかくブルーを気にかけてくれて、お父さんかよと思いました。エルは悪役として見てしまうけど、娼館の者として生きてきた故の厳しさや度胸を感じてしまった。嫌いになれない。

セクシーなジャケットに期待すると期待外れになるかもしれないです(だまされた)。でも詐欺かと思うぐらいに後半が爽やかで眩しくて好きです。ラストのブルーの幸せそうな顔がたまりません。ガッツポーズしたくなります。また見たい。
まみ

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