YasuhitoArai

極楽危機一髪のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

極楽危機一髪(1929年製作の映画)
4.4
レオ・マッケリー監督作品。
撮影:ジョージ・スティーヴンス。
ローレルとハーディは、自由を求めて脱走するが・・・という話。

ドタバタコメディ。ボケが割りとベタで、アクシデント的にボケが起こる。
ズボンネタを中盤まで引っ張り、カニネタを最後まで引っ張ってた。

後半の建設途中のビルの屋上でのドタバタはかなりハラハラさせる。『ロイドの要心無用』に近いハラハラ感。命綱無しで鉄骨の上を渡っていく。背景にある高層ビルや真上から街の通りを映したショットがサスペンスをすごい加味している。ピタゴラスイッチ的な仕掛けも面白かった。

最後のオチが大好き。
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