イギリス時代のヒッチコック作品を厳選
GW限定🉐特集その①
ドイツ表現主義の影響が顕著に現れているサイレント映画でヒッチコック監督第3作品目。
また、ヒッチコック劇場の原点が感じられる。
19世紀末のロンドンを舞台に、切り裂きジャックをモチーフにし、疑惑の登場人物が果たして犯人かどうかだったり、無実の罪の着せられ方だったり、才能の片鱗とすでにこの頃から作風が固まっているようで完成度の高い作品。
音楽の使い方はやや疑問が残るが、霧が深さ、街のネオン、時計台、ガラス張りの天井、らせん状の階段の俯瞰構図、被害者が皆金髪の女性で、その恐怖の表情、手錠などが印象的で、めちゃくちゃ好き!
【サイレント映画】最低限みておくべき黄金時代10作品(1910〜1920年代)
https://narcos.hatenablog.com/entry/silentfilm-osusume