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下宿人のkumiのレビュー・感想・評価

下宿人(1926年製作の映画)
3.8
ヒッチコック監督の1926年サイレント作品。

何気なく観た作品でしたが、時代背景とかファッションなどのお洒落や背景が、見られて面白かったです。

もちろんストーリーも良かったですよ~♪
金髪女性連続殺人事件に絡んだお話で、下宿に泊まる青年は何者か?

その青年役のアイヴァー・ノヴェロ・・・今見ると宝塚の男役さんの様で、整った顔立ちに更にメイクという・・・。サイレントやモノクロゆえの目立たせ方なのでしょうか・・・。


車のバックが目の様に見えたり、上の階の足音をガラスの床に靴・・・ハート型の型抜きなど凝った視覚表現もあり、雰囲気盛り上げてます。

終盤の展開も、ストーレートすぎず最後までハラハラして良かったですね。


最後の最後は、時代もあってこの終わり方なのでは・・・と思う様な印象でしたね。ヒッチコック監督初期作品観られて良かったです。
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