ともちん

下宿人のともちんのレビュー・感想・評価

下宿人(1926年製作の映画)
5.0
連続殺人事件が発生。犯人像に近い男が、自分の家に下宿を希望し訪れる。

「あの人怪しいかも」と思った時の表情、当人を影で写し顔が見えない様子などとても丁寧で、ぐいぐいと入り込んでまう。
二階が怪しい!と見上げたら、ガラスの上を歩き回り、旭山動物園のジュゴンのように下から見える容疑者の様子も映像表現として面白い。

また、明らかにアリバイが固まったと思った後の物語が転がるのもヒッチコックならではの面白さ。
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