マツケン

下宿人のマツケンのレビュー・感想・評価

下宿人(1926年製作の映画)
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ある家族の平穏な生活ぶりが、上の階に住まわせている下宿人が連続殺人犯ではないかという疑いを持ったことから、サスペンスへと変貌する様を無駄なく教科書のように緻密に描写しています。
また、その様子を第三者的に監視する我々観客も劇中の登場人物と同じくらいハラハラドキドキして、ラストには気持ちよく裏切られます。
そこまで物語に没入出来るのは、やっぱり名監督ヒッチコックの力!
サイレントなのにすごい。
老夫婦の表情は、ものすごい感情の語りよう。笑
ヒロインのチャーミングさもなかなかのもの。
あー楽しかった。笑
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